設備機器に頼らずに省エネを実現するパッシブソーラーハウス


 アクティブソーラーシステムとは違って機械や装置を使わずに太陽が発する温熱エネルギーを取り入れ、それを最大限に利用して、太陽そのものを暖房源などにしてしまうシステムを、「パッシブソーラー(受動的太陽熱利用)」といいます。
南面に大きな特殊ガラスの窓をつけ、室内の床材などに石やレンガ、コンクリートなどを使用して蓄熱させる方法などがあります。
 こういった素材は熱を抱え込みやすいので、その熱を夜間にも使えるように断熱性能を高めて、魔法びんのような家をめざすというものです。
 
 また、夏場に十分自然の風を取り入れることができる構造にしたり、地中の冷気を利用して室内の温度を下げる工夫をこらした「パッシブクーラー」という手法もあります。
 このようなシステムを駆使した「パッシブソーラーハウス」は、天候による不安定さをさまざまな機械類で補う必要はあるものの、年間では大きく省エネルギーにつながる住宅といえます。
 パッシブソーラーハウスをさらに発展させ、省エネルギーを究極に求めていったものに、「非電化住宅」があります。栃木県那須郡の「非電化工房」が提案している家ですが、「非電化冷蔵庫」や「非電化洗濯機」などの発明品も使用し、まったく電気を使わない生活をめざしています。

ガーデニング

【マイナスイオンは疲れた体を回復させ、心を癒す】
 
私たちのまわりの大気には、マイナスイオンとプラスイオンが含まれています。イオンとは、電気を帯びた非常に小さな物質のことをいいます。
 
 プラスの電気を帯びたものがプラスイオンで、マイナスの電気を帯びたものがマイナスイオンです。
マイナスイオンには疲労回復やストレス軽減、リラックス効果などがあります。これに対してプラスイオンは、人をイライラさせたり、疲れやすくしたり、頭痛などの症状を引き起こします。
 
 このマイナスイオン、プラスイオンについての考え方には科学者の間でも賛否両論がありますが、数多くのデータから、マイナスイオンが健康面や衛生面において、とても有効な状況をつくり出すことは確かです。

【朝6~10時は、マイナスイオンが豊富】
 
森のなかにはマイナスイオンが満ちていて、森林浴にはリラックス効果があることが知られています。
実際、イオンカウンター(大気中に存在するイオンの量を測定する装置)を持って自宅の東庵の近くを計ってみましたが、やはりマイナスイオンは里山の林や森のなかに多く、池や小川など近くに水場があるところはさらに豊富でした。

青い空と林
 
 これにより、東庵のある石出親水公園は毎日散歩するのに適していると判断できました。同様に測定をしていくと、15kmほど離れた波崎海岸や銚子など、海辺ではプラスイオンのほうが多くなつていました。
 同じ場所でも、1日のなかでは朝の6時から10時ごろまでが、マイナスイオンが最も多くなっています。この時間帯は、窓をあけたり散歩をしたりするのに最適な時間といえます。適度な風がある状態も、マイナスイオンを豊富にします。
空気中の水分がそよぐくらいの風で動いたときに、マイナスイオンになるからです。