地産地消エネルギーの「創エネ住宅」へ


機械や装置を取り付けることによって太陽エネルギーを利用するシステムを「アクティブソーラー(能動的太陽熱利用)」といいます。
太陽光発電や太陽熱温水器などもそのひとつ、再生可能エネルギーの一種である太陽光発電は、3.11以降、とくに導入の速度が早まっています。
 家庭用太陽光発電は、太陽の光エネルギーを屋根に取り付けたソーラーパネルで受け入れ、電気エネルギーに変換させて、家庭で使えるようにした発電方式です。
 東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、火力発電所がフル稼働していますが、ご存じのように火力発電はCO2排出で環境に負荷をかけています。

椅子と窓のキレイな部屋

しかも、各家庭に運ばれるときには、送電中のエネルギーロスなどによって元の電力の60%以上が失われています。
 家庭で電気をつくる「創エネ」を実現すれば、送電コストはほぼゼロになり、送電時のロスもなくなって、電気をむだなく使えます。

しかも、余った電気は電力会社に売ることができるのです。
太陽光発電だけでなく、ガスを使った発電も同様のメリットがあります。都市ガスを使って電気をつくり出す「エネファーム(家庭用燃料電池)」や、ガスエンジンで発電する「エコウィル(家庭用コージェネレーションシステム)」があります。
これらは、各家庭で給湯や暖房の際に使われる熱エネルギーを発電に利用しようという、新しい発想から生まれたものです。
 
ほかに家庭で取り入れられる再生可能エネルギーには、小型風力発電があります。
比較的発電コストが低く、夜でも発電できるのが利点で、風の強い地域に住む人たちには実用的かもしれません。
 農家や酪農家であれば、農業用水を使った小規模水力発電や、家畜の糞尿や稲わら、もみ殼、森林から出る廃棄物などの生物資源を利用して電気をつくるバイオマス発電も、ぜひ取り入れていってほしい発電システムです。